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バナメイエビの栄養は?どんな料理に向いているの?

目次

「バナメイエビ」とは、クルマエビ科に属するエビの一種で、世界中で広く養殖されているエビのこと。
かつては、養殖エビといえば「ブラックタイガー」が主流でした。
しかし近年では、バナメイエビが養殖エビのほとんどを占めているほど、国内では最も流通量の多いエビと言われています。

そこでこの記事では、バナメイエビとはどのようなエビなのか、バナメイエビとブラックタイガーの違いや、バナメイエビのカロリー・栄養、さらに、バナメイエビのおすすめのレシピなどと合わせて詳しく解説いたします。

バナメイエビとは?

日本で最も流通量が多いと言われている「バナメイエビ」。

バナメイエビとはどのようなエビなのか、まずは詳しく見ていきましょう。

バナメイエビの味と食感

バナメイエビは、エビ特有の甘味が強くて食感がやわらかいところが特徴。

「グリシン」という甘味物質が豊富に含まれているため、強い甘みが感じられます。

また、味そのものはクセがなく淡泊なのでどんな調味料とも合わせられ、和洋中どのような調理方法ともマッチする点も魅力。

クルマエビ科に属するため、殻には黒いしま模様があり、加熱をすると殻の部分がキレイに赤くなります。

バナメイエビの学名や産地

バナメイエビの学名は「Litopenaeus vannamei」。

バナメイエビは、南米のエクアドルなどでむきえび用に養殖が始まりました。

しかし近年は、中国やベトナム、タイなどの東南アジアの国々で養殖・生産されるのが主流となっています。

バナメイエビは、一定の面積で養殖できる数が他の種類のエビよりも多く、病気への耐性も強くて淡水に近い水質でも育つところも特徴。

養殖期間も短いことから、他のエビの養殖からバナメイエビに切り替える業者も増えています。

バナメイエビの流通

以前は、養殖エビと言えばブラックタイガーがメインでしたが、今ではバナメイエビが養殖エビの大半を占めるほどに流通しています。

バナメイエビは、ブラックタイガーと比較すると値段が低価格なところも流通量が多い理由の一つ。

また、成体になるまでの養殖池における期間が、ブラックタイガー、バナメイエビともに3-5ヶ月かかります。この期間は、養殖業者がどのぐらいの大きさまで肥育するかによって変わります。

しかし、バナメイエビは、一定面積当たりの養殖数が多くて(ブラックタイガーの2.5倍もしくはそれ以上)、育てやすいのです。このようなことが、低価格・流通量の増加につながっていると言えるでしょう。

バナメイエビとブラックタイガーの違いは?

日本の養殖エビの主流である「ブラックタイガー」と「バナメイエビ」。

見た目や味、食感、価格など、それぞれの違いについてご説明します。

見た目や色の違い

バナメイエビは、殻にしま模様があり尻尾が長く、平たくて細長い感じの見た目で、生の状態でも赤っぽいクリーム色をしているのが特徴。

大きくても20㎝くらいの中型のサイズ、ほとんどが小型のサイズです。

一方、ブラックタイガーは、バナメイエビと同様に殻にしま模様がありますが、太くて短く、生の状態では黒灰色をしているのが特徴。

体長は30㎝以上になるものもあり、大きいサイズが主流です。

味や食感の違い

バナメイエビは、口当たりがやわらかく甘味が強いところが特徴。

クセがないため、どんな調味料、どんな調理法にも向いています。

一方、ブラックタイガーは、大ぶりで肉厚で、プリプリとした食感が特徴。

火を通してもプリプリ感が残り、エビのうま味や風味が強く感じられます。

価格の違い

バナメイエビは、1.8kgあたりの相場が5,000円前後。

一方、ブラックタイガー(無頭)は、1.8kgあたりの相場が6,000円前後と、バナメイエビと比較すると高価です。

バナメイエビがブラックタイガーよりも安価なのは、養殖できる数が違うのも理由の一つ。

バナメイエビは、同じ広さの池で養殖できる数がブラックタイガーの3~10倍とかなり多く、養殖数が増やせるためコストが低く抑えられます。

バナメイエビのカロリーや栄養

生の状態のバナメイエビのカロリーは、可食部100gあたり82kcal、タンパク質は19.6g、脂質は0.6、炭水化物と糖質はそれぞれ0.7g。

低カロリーで高たんぱく、さらに、脂質や炭水化物、糖質の含有量についても魚と比較すると少ない、身体に良いおすすめの食材です。

その他、肝機能を高めたり視力の回復、高血圧の予防する効果が期待できる「タウリン」や、髪は肌の健康維持に役立つ成分の「亜鉛」も豊富に含まれています。

頭や殻も一緒に食べれば、カルシウムの補給にもなるでしょう。

バナメイエビのおすすめのレシピ

どんな料理に使用しても美味しく食べられる、ソフトな食感で甘味がある「バナメイエビ」。

ここでは、バナメイエビのおすすめのレシピをご紹介します。

サラダ

ブロッコリーと卵に「バナメイエビ」をプラスするたけで、デリ風のオシャレなサラダが完成します。

1、殻と背わたを取ったバナメイエビを、2分ほど茹でてザルに上げる
2、冷凍ブロッコリーを解凍する
3、茹で卵を作り、軽くつぶす
4、バナエイエビ・ブロッコリー・卵を混ぜ、マヨネーズと塩コショウを絡める

エビマヨ

安く購入できるバナメイエビを使えば、簡単安価にエビマヨが作れます。

1、殻と背わたを取ったバナメイエビと片栗粉をポリ袋に入れ、上下に振って混ぜる
2、多めの油を入れたフライパンで、バナメイエビを揚げ焼きにする
3、マヨネーズ(大さじ3)・ケチャップ(大さじ1)・砂糖(小さじ1)・牛乳(大さじ1)をボールに入れて混ぜる
4、3にバナメイエビを入れてよく絡ませる

エビチリ

プリプリ食感のバナメイエビを使えば、本格的なエビチリが作れます。

1、殻と背わたを取ったバナメイエビに、塩コショウ、片栗粉を全体にまぶす
2、ねぎ、生姜、ニンニクに豆板醤を加えて炒め、バナメイエビを加えて炒める
3、2にケチャップ(大さじ4)・酒(大さじ1)・砂糖(大さじ1/2)・塩(小さじ1/3)・片栗粉(小さじ1/2)・水(100㏄)を混ぜた物を加えて、とろみがつくまで煮詰める

エビピラフ

いつものピラフにバナメイエビを加えれば、簡単豪華なエビピラフが完成します。

1、ピーマンや玉ねぎなどの好みの具を炒め、バナメイエビを加えて色が変わるまで炒める
2、ご飯を加えてほぐしながら炒め、好みの味付けをする

ガーリックシュリンプ

ハワイアン気分が味わえるガーリックシュリンプも、バナエイエビを使って簡単に作れます。

1、背わたを取った殻付きのバナメイエビと、すりおろしたニンニクとオリーブオイルをボールに入れ、馴染ませる
2、オリーブオイルを入れたフライパンにスライスしたニンニクを入れ、きつね色になるまで炒めたら取り出す
3、2のフライパンでバナエイエビ焼き、全体に火を通す

4、バナメイエビを盛り付けてから、2で炒めたニンニクを散らす

まとめ

「バナメイエビ」とは、甘味が強くて柔らかい食感が特徴の、クルマエビ科のエビのこと。

値段が安いこともあり、今では養殖エビの大半がバナメイエビを占めています。

低カロリーで高たんぱく、栄養豊富な健康食材としてもおすすめのバナメイエビは、和洋中どんな料理にも合うところも特徴。

安くて美味しいバナメイエビを料理に取り入れて、豪華で楽しい食卓を演出しましょう。

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