沖縄に船凍ケンサキイカ水揚げ 1900円の好値、新船で増産視野

【沖縄】沖縄県の漁船が21日、初めて船凍ケンサキイカを那覇市泊市場や糸満市の糸満市場に水揚げし、キロ1900円の高値を付けた。県は今回の水揚げと上場販売を受け、沖縄の新たな水産資源として東シナ海域のケンサキイカに着目。同イカを主対象にした冷凍イカ釣漁船の建造も始まっており、来年度以降、水揚量増大が期待されている。

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スルメイカ来遊、不振の前年下回る研究者が予想 水温原因で親不足

全国いか加工業協同組合が24日、東京都内で開いた「2018年度いか漁海況研修会」で、水産研究・教育機構の研究者らが各種イカ資源の減退を紹介した。同機構北海道区水産研究所の岡本俊研究員は今年の太平洋系スルメイカ資源について、水温条件のせいで激減して親魚不足となり、条件改善後も回復できていないと解説。東北区水産研究所の阿保純一主任研究員は、環境条件的に今年増えるとみられていたアメリカオオアカイカ(南米アカイカ)について、漁獲が伸び悩んでおり本当に資源が回復しているか不明だと疑った。

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トライデントシーフード・ジャパンがスケソウ国内加工 カロリー気にせず色々使えるスケソウに注目 来春、合弁新工場で開始

トライデントシーフード・ジャパン(東京都中央区、鈴木幸一代表)が今年度中に、合弁会社による国内でのスケソウダラ加工事業に乗り出す。
今年6月にオサベフーズ(宮城県気仙沼市、北村梅治会長)との合弁会社「トライデントオサベフーズ」(鈴木幸一社長)を設立。宮城県登米市に新工場を整備し、日本初となるワンフローズンのスケソウブロックを主体とした加工を行う。
同工場は来年3月のフル稼働を計画。国内販売目標はフィレー換算で当面5000トン、将来1万トンに設定する。 “トライデントシーフード・ジャパンがスケソウ国内加工 カロリー気にせず色々使えるスケソウに注目 来春、合弁新工場で開始” の続きを読む