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海老の頭は栄養がいっぱい! 塩焼きや唐揚げにすれば絶品って本当?

目次

有頭海老を食べる時に、頭はどうしていますか?海老フライを作る時に頭を捨てていませんか?確かに柔らかくジューシーな身に比べると、頭の脇役感は否めません。

しかし海老の頭は塩焼きや唐揚げにすると、こたえられない美味しさです。またカルシウムなど人体に不足しがちな栄養素も複数含んでいます。海老の頭を捨てるということは、大切な栄養を捨てることになるのです。

そこで今回は海老の頭の栄養素や調理法について詳しくお伝えしていきます。

有頭海老の頭は食べられる?

有頭海老の頭は食べられます。海老の頭に入っているミソや、旨味のある足の柔らかい部分は濃厚でたまらない美味しさです。しかも海老の頭にはカルシウムなどさまざまな栄養素も含まれています。

お寿司屋さんで有頭海老の握りを注文すると、身の握りの後に頭の塩焼きにレモンを添えてだしてくれることも。筆者は海老の頭の塩焼きを肴にビールを飲むのが大好きです。

頭の上部の固い殻は、真ん中の角を持って引くと簡単に外れるので、意外に調理も簡単です。海老の頭を食べる時のポイントは、よく火を通すこと。しっかり火を通して外はパリパリ中はトロリと濃厚な海老の頭を楽しんでみてくださいね。

海老の頭に含まれる栄養と効能

海老の頭に含まれる栄養と効能について解説します。実はエビの頭には栄養素が豊富に含まれていて「栄養の宝庫」と言っても過言ではありません。

具体的にはカルシウム・キチン・アスタキサンチンなどが含まれていて、肥満予防や骨粗しょう症予防・美容・美白など多くの嬉しい効果が期待できるのです。

カルシウム

エビの頭や尻尾・殻には豊富なカルシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯を作るだけでなく、神経興奮の抑制効果や血液凝固作用の促進効果も期待できます。

カルシウムは1日600mg摂取することが目標とされており、継続的にカルシウムを摂取すれば骨粗しょう症予防に繋がります。

キチン(コレステロールの吸収を抑える・抗がん作用など)

キチンとは昆虫や甲殻類の外骨格などに含まれる栄養素で、血圧やコレステロールの吸収を抑える働き・抗がん作用などがあります。体内で消化されないため、食物繊維のように腸内の不要物を包み込んで排出。腸内をキレイにする働きが期待できます。毒素排出効果もあると言われているため、免疫力強化や肥満防止も目指せるでしょう。

アスタキサンチン(抗酸化作用・学習記憶能力を高める)

海老の殻にはアスタキサンチンという赤い色素が含まれており、海老をゆでると赤くなる原因になります。アスタキサンチンは別名「海のカロテノイド」と呼ばれ、カロテノイドの中でも優れた抗酸化力を持つ色素です。

活性酸素を除去する力が強いため、動脈硬化予防や疲労回復・免疫力アップが期待できます。学習能力および記憶能力を高める働きやお肌の美白効果もあるそうです。

最近では、アスタキサンチンの持つ抗酸化力を配合した化粧品もブームになっています。

抗酸化力は年齢を重ねると低下する傾向にあります。また人間は体内でカロテノイドを生成できません。

カロテノイドの中でも抗酸化力が強いアスタキサンチンが豊富な海老の頭を食べて、抗酸化力をアップさせましょう。アスタキサンチンは脂溶性なので、油での調理がおすすめです。

海老の頭を美味しく食べよう

エビの頭を美味しく食べる方法を紹介します。エビの身だけでなく頭も食べることで、エビが持つすばらしい栄養素を丸ごと摂取できますよ。

だしをとる

海老の頭を煮ると、吸い物や味噌汁にぴったりの上質で濃厚な美味しいだしが取れます。煮物を作ると、びっくりするぐらい上品で美味しい味に仕上がりますよ。調理に手間をかけずにカルシウムが取れる点もおすすめポイントです。

塩焼き

シンプルですが、海老そのものの美味しさを思う存分味わえます。調理は、下処理した海老に塩をふってコンロやフライパンで焼くだけです。上からぎゅっとレモンを絞って食べるのがおすすめです。

唐揚げ

海老の頭は揚げるとカリッツと香ばしくなり、パリパリとした食感が楽しめます。揚げる前に海老の水分をしっかり取っておけば、油ハネの心配もありません。こちらもレモンなどかんきつ類がよく合います。

味噌汁

海老のだしは極上のだし汁と言われていて、海老の頭でだしを取った味噌汁は絶品です。家庭にいながら、まるで料亭のような美味しい味噌汁が飲めます。海老の頭を煮て味噌を溶くだけなので、調理も驚くほど簡単です。

ビスク

海老のビスクは、フランス料理店で出てくるエビの旨味がぎゅっと詰まった濃厚なスープです。海老の頭を使えば家庭でもビスクが作れます。

まず有頭海老をフライパンで炒めて香りと旨味を引き出します。
次に、炒めた海老を玉ねぎや人参などの香味野菜と一緒にじっくり煮て、海老の旨味を丸ごと閉じ込めたスープを作成。最後にスープをザルでなめらかにこして、バターを入れたら出来上がりです。まるでプロのような本格的なスープができますよ。

まとめ

海老の頭に含まれる栄養と効能、海老の頭を使った料理についてお伝えしました。
海老の頭の塩焼きや唐揚げは、高級なお寿司屋さんでも出されるほど絶品の味です。

また海老の頭で取っただし汁も極上の味。その上アスタキサンチンやカルシウムなど人間の体に必要な栄養素も豊富に含んでいます。
これからは海老の頭を捨てずに食べて、海老の栄養を丸ごと逃さず摂取しましょう。

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