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業務用冷凍エビの産地・相場・サイズを徹底解説!最も安価なエビは?

目次

業務用の冷凍エビの養殖地を知っていますか?

日本のスーパーでよく見かけるブラックタイガーやバナメイエビのほとんどは養殖です。

「エビは天然の方が美味しい」と言う方もいるかと思いますが、旨味をぎゅっと閉じ込める工夫をするなど現在のエビの養殖技術は高くなっています。

また、天然エビの生産量は年々下がり、世界のエビ総生産量のわずか22%まで落ちているのです。(出典:みなと新聞・FAO 2016年調べ)

今回は、業務用の冷凍エビの生産地、サイズとおすすめの料理、種類ごとの価格についてお伝えしていきます。是非、お気に入りのエビをみつけてみてくださいね。

業務用の冷凍エビの養殖地

業務用の冷凍エビの養殖地は、中国が38%のシェア率を占めていてナンバー1です。次いでインド、インドネシア、ベトナム、ベネズエラ、タイの順番になっています。(出典:みなと新聞・FAO 2016年調べ)

養殖されているエビは、主にブラックタイガーとバナメイエビの2種類です。
以前は養殖エビと言えばブラックタイガーが主流でしたが、今ではバナメイエビがブラックタイガーを追い抜き、養殖エビの大半を占めています。

業務用の冷凍エビのサイズとおすすめの調理法

日本の養殖エビの主流であるブラックタイガーとバナメイエビは、両方甘味のある美味しいエビです。違いは、ブラックタイガーはプリプリとした食感で、バナメイエビは柔らかいという点です。

ブラックタイガーの産地はスリランカで、1尾のサイズは1尾30~40gと大型のものが主流。おすすめの調理法は大型のエビフライ、炒め物、照り焼きです。
 
バナメイエビの産地はベトナムと中国で、1尾のサイズは15~18ℊの小型サイズが主流。おすすめの調理法はエビの天ぷら、寿司のネタです。小型サイズのものは、エビサラダやちらし寿司の具、アヒージョやカレーなどの煮込み料理に使っても美味しいでしょう。

冷凍エビのサイズおすすめの調理法
ブラックタイガー1尾30~40グラムの大型サイズ大型のエビフライ、炒め物、照り焼き
バナメイエビ1尾15~18グラム程度の小型サイズエビの天ぷら、寿司のネタ、アヒージョ、カレー

業務用の冷凍エビの価格(16/20)

業務用の冷凍エビの価格は安いのでしょうか、高いのでしょうか?
以下に、業務用の冷凍エビの種類と価格についてまとめます。

養殖ブラックタイガー無頭 1.8kg

養殖ブラックタイガー無頭は、1.8㎏あたりの相場は6000円前後と比較的安価です。無頭なので、解凍したらすぐに料理に使えて便利です。

ブラックタイガーは、見た目は黒いエビですが火を通すと真っ赤な美しいエビになり、味は甘くて美味しいです。大型のものが主流でプリプリとした食感で食べ応えがあるため、エビフライにするのがおすすめです。

1980年代に、クルマエビではまかなえなくなった日本のエビ消費量を補う形で、台湾から輸入されるようになりました。現在では東南アジア各国で養殖され、飲食店だけでなくスーパーなどでも販売されています。クルマエビ科で、見た目はクルマエビに似ています。

養殖バナメイエビ 1.8kg

養殖バナメイエビは、1.8㎏あたりの相場は5000円前後と養殖ブラックタイガー無頭より安価です。

ブラックタイガーより安価な理由は、同じ広さの池で養殖できるエビの数がブラックタイガーの3~10倍とかなり多いからです。

ブラックタイガーと同じで、火を通すと美しい赤色に染まります。小型のものが主流なので、小エビのサラダやアヒージョなどにすると美味しいでしょう。カレーなど煮込み料理に使ってもエビのいいお出汁が出ます。

天然フラワーえび 1.8kg

天然フラワーえびは、1.8㎏あたりの相場は6500円です。バナメイエビより1,500円高い価格設定で、日本近海からインド洋や地中海東部にかけて幅広く分布している天然えびです。

全身の赤い縞模様が花のように見えることから、「フラワーエビ」と呼ばれています。

クルマエビ科の天然エビで、日本のクマエビに姿も味も似ています。天ぷら屋さんや高級中華料理店で使われる高級エビで、スーパーなどの量販店にはあまり出回りません。

日本に輸入されているフラワーエビは、すべて天然ものです。天然ものが好きな日本人に向いているかもしれません。身質が柔らかく旨味のあるエビで、煮付けがおすすめです。

フラワーエビは、水揚げ後、工場で頭取り・パッケージングする陸冷加工品です。船内凍結品に比べてコストが抑えられるため、リーズナブルな価格設定が実現しています。

天然ホワイトえび 1.8kg

天然ホワイトえびは、1.8㎏あたりの相場は7000円です。クルマエビよりは安価ですが、フラワーエビより少し高い値段設定です。
ホワイトエビという品種があるわけではなく、白っぽいクルマエビ科のエビがホワイトエビと呼ばれています。大正エビに似ていますが、もう少し白色です。

ブラックタイガーやフラワーエビに比べると身が薄くスマートなエビです。

尻尾もやや長めで見た目が良いので、天ぷらに向いています。癖のない味で甘みがしっかりあるので、焼き物やエビチリなど様々な料理に向いています。

まとめ

業務用の冷凍エビの養殖地、すすめの調理法、種類ごとの価格についてお伝えしました。

最も安価なのは養殖バナメイエビで、1.8㎏あたりの相場は5,000円前後でした。ブラックタイガー、天然フラワーエビ、天然ホワイトエビの順に高くなっていきましたね。

どれも甘くて美味しいエビですが、持ち味が違うためおすすめの料理も異なります。好きなエビ料理に適したエビを選べば、より満足できるのではないでしょうか?

コーラルシーでは、味と鮮度にこだわった天然エビと養殖エビを提供しています。
天然でも養殖でも美味しいエビは鮮度が命ですが、コーラルシーでは水揚げしたエビを水に浸けずに低温で工場に運ぶことにこだわっています。

水にさらさないことで、旨味がぎゅっと詰まった鮮度が高いエビを輸出することに成功しているのです。

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