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ホワイトエビとはどんなエビ?

目次

「ホワイトエビ」とは、主にインド洋で獲れる、体色が白っぽくて体長がすらっとしている、スマートな天然のエビのこと。
プリプリ感がありエビらしい味が最も感じられる、甘味と風味のバランスが取れたエビと言われています。

また、尻尾が長いため見栄えがよく、料理の仕上がりが引き立つところも特徴。
当社で50年以上取り組んでいるスリランカでは、ホワイトエビを鮮度のよいまま水揚げし、美味しい旨味が流れてしまわない状態で製品化して直輸入しています。

そこでこの記事では、ホワイトエビとはどんなエビなのか、ホワイトエビとバナメイエビの違いやホワイトエビのおすすめのレシピと合わせて、詳しく解説いたします。

「ホワイトエビ」とは」?

「ホワイトエビ」とは、主にインド洋で漁獲される天然エビのこと。

「ホワイトエビ」という種類のエビがあるのではなく、白っぽい色をしているエビの通称であり、「インドエビ(学名Penaeus indicus)」も「ホワイトエビ」と呼ばれています。

ホワイトエビは、色が白っぽくて縞が薄く、体長がスラっと長くてスマートで尻尾も長いのが特徴。

日本国内では主に、インドネシア産やインド産、そして、当社で直輸入しているスリランカ産のものが流通しています。

最初に、ホワイトエビの特性や漁法、味や食感の特徴から見ていきましょう。

ホワイトエビの特性

海の中で自ら育つ「ホワイトエビ」は、貝類などの動物性のものや海藻類などの植物性のものなど、なんでも食べる雑食性。

獲物を捕る能力が高くないため、あまり動かないものを食べながら、広い海の中でストレスなく、伸び伸びと育ちます。

また、ホワイトエビは、成長するまでの期間が長いところも特徴。

配合された飼料(えさ)を食べながら狭い池で育つ養殖エビは、成長するまでの期間が4ヶ月程度と短期間なのに比べて、天然エビの成長には1年近くかかります。

成長するまでの期間が短い養殖エビは、安定的な供給が可能となりますが、成長するまでの期間が長い天然エビは、希少性の高いエビだと言えるでしょう。

ホワイトエビの漁法

「ホワイトエビ」は、天然エビの中でも捕獲される季節が限定されるのが特徴。

当社で50年取り組んでいる「スリランカ」では、東海岸のムッラティーヴやバティカロア、西海岸のカルピティヤで、1年の内の2度ほどのシーズンに、通年で安定した供給ができるようにできるだけ多く捕獲します。

スリランカで行っている天然エビの漁獲は、小規模なトロール船による漁法。

小規模な漁法なので、網を引く時間が3時間程度と短く、エビを傷めず鮮度の良い状態での水揚げができます。

そして、漁獲したエビは船上で氷詰めにして海岸や漁港に運び、大量の氷に埋もれた状態で工場に運びます。

氷が溶けてもエビが水に浸からないように工夫された状態で運ばれるため、エビの旨みが流れてしまう心配はありません。

工場に着いたらその日のうちに加工選別され、最短時間で製品化しています。

ホワイトエビの味、食感の特徴

「ホワイトエビ」は、プリプリ感があって甘味が強すぎず、最もエビらしい味が堪能できる、甘味と風味のバランスがとれているところも特徴。

酒蒸しなどにすると、ホワイトエビ本来の味が楽しめるでしょう。

また、エビの個性が強いとも言えるため、エビチリなどの濃い味付けの料理に使用しても、エビの風味をしっかりとアピールできます。

その他、尻尾が長くて見栄えがよいため、天ぷらにするのもおすすめ。

昔から、東京や名古屋の天ぷら屋さんやお蕎麦屋さんに人気があります。

ホワイトエビとバナメイエビの違い

「バナメイエビ」は、国内でも流通量が多いエビの一つ。

「ホワイトエビ」との違いを見ていきましょう。

天然か養殖か

「ホワイトエビ」は、海の中で自然に育つ天然ものに対して、「バナメイエビ」は養殖もの。

「バナメイエビ」は、養殖できる数が他のエビよりも多く、世界中で養殖されています。

味の違い

「ホワイトエビ」は、プリプリ感があり甘味が強すぎず、エビの風味のバランスが取れた、一番エビらしい味が感じられるところが特徴。

一方、「バナメイエビ」は、食感がやわらかく、グリシンという甘味物質が豊富に含まれているため、甘味が強いという特徴があります。

値段の違い

天然ものの「ホワイトエビ」は、希少性が高くて流通量も少ないため値段も高価。

一方、「バナメイエビ」は、一定の面積で養殖できる数が多く生産効率が良いため、ホワイトエビと比較すると値段も安価です。

生息域の違い

「ホワイトエビ」が生息しているのは、インドネシアやインド、スリランカ、ミャンマーなど。

一方、「バナメイエビ」は、メキシコやペルーあたりに生息し、東南アジアの国々で養殖されています。

ホワイトエビのおすすめレシピ

一番エビらしい味が感じられる「ホワイトエビ」。

ここでは、ホワイトエビのおすすめのレシピをご紹介します。

天ぷら

尻尾が長い「ホワイトエビ」は、見栄えも良いため天ぷらにするのにピッタリです。

1、エビの尻尾を斜めに切り、中の水をかき出す
2、エビの腹側に3、4箇所切り込みを入れて、背中を押してまっすぐにする
3、ボウルにてんぷら粉と冷水を入れる
4、3にエビを付けて、170℃の油でサクっとするまで揚げる

エビチリ

味の濃いエビチリも、「ホワイトエビ」を使えばエビの風味がしっかりと楽しめます

1、殻と背わたを取ったエビに、塩コショウをふり片栗粉をまぶす
2、刻んだネギ、生姜、ニンニクに豆板醤を加えて炒め、ホワイトエビを入れる
3、ケチャップ(大さじ4)・酒(大さじ1)・砂糖(大さじ1/2)・塩(小さじ1/3)・片栗粉(小さじ1/2)・水(100㏄)を混ぜたものを加えて、トロミが出るまで煮詰める

ガーリックシュリンプ

「ホワイトエビ」を使ったガーリックシュリンプは、見栄えも良くてパーティーにもおすすめのメニューです。

1、殻と背わたを取ったエビをボウルに入れ、すりおろしたニンニクとオリーブオイルを加えて馴染ませる
2、フライパンにオリーブオイルとスライスしたニンニクを入れ、きつね色になるまで炒めたら取り出す
3、2のフライパンでエビを焼いて火を通す
4、エビを盛り付けてから、2で炒めたニンニクをまぶす

エビカレー

市販のカレールーを使えば、エビの風味豊かなエビカレーが自宅で簡単に作れます。

1、殻と背わたを取ったエビに、コショーと白ワインで下味をつけて、フライパンで軽く炒める
2、玉ねぎやジャガイモなど、好みの野菜をカットする
3、市販のカレールーの作り方を元に、カレーを作る
4、カレーが仕上がったら最後にエビを入れ、ひと煮立ちさせる

まとめ

「ホワイトエビ」は、主にインド洋で獲れる、色が白っぽくて縞が薄く、体長がスラっと長い天然エビのこと。

プリプリ感があり甘味も強すぎず、甘味と風味のバランスがとれた、最もエビらしい味が感じられることで人気です。

どのような料理に用いても、エビの風味をしっかりアピールしてくれる「ホワイトエビ」を取り入れて、エビの旨みを十分に堪能しましょう。

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