logo

品質と鮮度にこだわったえびをお届けするコーラルシー

Coral Press

ちらし寿司を華やかに!冷凍エビを使う際のコツについて解説

目次

お祝い事やパーティーで出されることが多い「ちらし寿司」。

錦糸卵や椎茸の煮物などがのったシンプルなちらし寿司も美味しいですが、エビ好きならエビが入っていたら嬉しいですよね。

エビは低カロリーで高たんぱく・栄養豊富な健康食材。ちらし寿司に入れると、美味しいだけでなく見た目も華やかになります。

今回は「冷凍エビを使ったちらし寿司のレシピ」と「冷凍エビを使う際のコツ」について解説します。

ちらし寿司におすすめの冷凍エビ

ちらし寿司におすすめの冷凍エビは、小ぶりなサイズが多いバナメイエビです。

バナメイエビとは

バナメイエビは、クルマエビ科に属するエビの一種で、世界中で広く養殖されています。殻には黒いしま模様があり、加熱すると殻の部分がキレイに赤く染まります。

バナメイエビの学名は「Litopenaeus vannamei」で、南米のエクアドルなどでむきえび用に養殖が始まりました。

かつて養殖エビと言えば、ブラックタイガーが主流でした。しかしブラックタイガーよりも養殖しやすく値段が安いこともあり、今では養殖エビの大半がバナメイエビです。

生の状態のバナメイエビのカロリーは、可食部100gあたり82kcal、タンパク質19.6g、脂質0.6、炭水化物と糖質はそれぞれ0.7gです。


バナメイエビは魚介の中でも低カロリーで高たんぱく、低糖質で低脂質の体に良い食材。たんぱく質をたくさんとりたいけれど、糖質や脂質は抑えたい方におすすめです。

その他、肝機能の強化や高血圧の予防が期待できる「タウリン」や、抗酸化作用や免疫力向上が期待できる「亜鉛」も豊富に含まれています。

頭や殻も一緒に食べれば、「カルシウム」も補給できます。

バナメイエビの特徴


「バナメイエビ」は、エビ特有の柔らかい食感と甘みのある味が特徴です。「グリシン」という甘味物質が豊富に含まれているため、強い甘みが感じられます。

ブラックタイガーに比べて小さいサイズで出回ることが多く、味そのものに癖がないので、和洋中どんな料理にも使えて便利です。

同じ体積で養殖できる数がブラックタイガーより多く、病気への耐性が強いのも特徴。養殖期間も短いことから、他の養殖エビからバナメイエビに切り替える業者も増えています。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

冷凍エビをちらし寿司に使う下準備(むきエビ)


冷凍庫での長期保存が可能で、幅広い料理に使える冷凍エビ。冷凍技術が進んだおかげで、賞味期限内ならあまり食感が変わらず美味しく食べられるようになりました。

ただし解凍方法や茹で方を間違えてしまうと、身が固くなったり風味が損なわれてしまうことも。以下で正しい解凍の仕方や美味しく食べられる茹で方を解説します。

解凍


冷凍エビの解凍方法として最もおすすめなのが、流水で解凍する方法。他にも冷蔵庫での自然解凍や氷水で解凍する方法がありますが、あまりおすすめできません。以下でそれぞれの解凍方法の特徴を説明します。

流水で解凍


冷凍エビは、流水を使って短時間で解凍するのが最もおすすめです。解凍方法は簡単で、冷凍エビをブロックのままザルにあけて上から水道水を流すだけです。

ただしお湯を使うのはNG。お湯で解凍をするとエビに火が通ってしまい、風味が損なわれてしまう可能性があるからです。

水道水をかけながら解凍をするのが基本です。できれば解けたものから氷水で冷やして、調理するまでは冷蔵庫で保管しましょう。

解凍したエビが残った場合やすぐに使わない場合には、ジプロックなどに入れて再度冷凍することをおすすめします。

冷蔵庫で自然解凍


冷凍エビは、冷蔵庫で自然解凍する方法もありますが、時間がかかるためおすすめしません。

エビは、長い時間空気に触れると酸化して「黒変」が進むことがあるからです。黒変が進んだエビは食べても問題ありませんが、見た目が良くありません。

また時間がかかる解凍方法なので、すぐに食べたい時に不向きです。

氷水で解凍


冷凍エビの解凍は、ボウルなどに入れた氷水で、ジプロックなどに入れた冷凍エビを冷やす方法もあります。

冷蔵庫で自然解凍する方法と比べると短い時間で解凍できるものの、やはり解凍までに時間がかかります。

使いたい時にすぐに解凍できないため、不便です。

背ワタ取り


冷凍エビを解凍できたら、調理前に下処理をする必要があります。

まずはエビの背ワタを取りましょう。背ワタとはエビの背中の中心部分にある黒い筋のことで、エビの腸です。背ワタを取らずに調理すると、料理に臭みが出てしまうことも。

背ワタの取り方は、まずエビの背中を丸めた状態で一番盛り上がっている背ワタの脇に楊枝を刺し、背ワタを軽くすくい上げます。背ワタの先が出てきたら指でつまんで軽く引くと、背ワタが取れます。

次にエビをボウルに入れ、かたくり粉と塩を振りかけてよく揉み、余分な水分や臭み・ぬめりなどをしっかりと吸わせた後に流水で洗い流しましょう。

エビの風味を損なわないように、洗い過ぎには注意してください。洗い終わったら、ペーパータオルなどで水気をしっかりと拭き取れば、下処理の完成です。

茹でる

冷凍のむきエビは、水から入れて短時間で取り出すのがポイント。熱いお湯に入れると身がしまって固くなるからです。

目安として、水から入れて沸騰してから1分くらいで取り出しましょう。

ただ、風味を損なわないためにも、できれば解凍してから茹でるのがおすすめです。

水気をとる

エビが茹で上がったら、ざるにあげてしっかり水気をとりましょう。

エビ入りちらし寿司のレシピ

ちらし寿司にはさまざまなバリエーションがありますが、冷凍エビを使えば簡単に華やかさをプラスできます。家族でのお祝いごとやパーティーなど、ちょっと非日常的な日に登場させたいお寿司です。

エビとアボカドのちらし寿司

<材料>


ご飯
米……2合
水……360cc

寿司酢
米酢……大さじ3杯
砂糖……大さじ2と1/2杯
塩……小さじ1杯

エビ10匹程度
塩 大さじ1
酒 大さじ1
酒 大さじ1
みりん調味料 大さじ1

アボカド、いくら、レモン適量

<作り方>

ご飯を炊いて、寿司酢で酢飯を作る

鍋にお湯を沸かして塩と酒を入れて、解凍した冷凍エビを茹でる

エビをざるにあげて冷ましたら、大きい場合はエビの背後から包丁を入れて半分に切る

アボカドは薄く切り、レモン汁を振りかける

エビを酢とみりん調味料を合わせておいた調味液に漬けて、下味を付ける

エビとアボカドを酢飯にトッピングしたら、お好みでイクラをのせて、醤油、マヨネーズを添える

茹でたエビを酢とみりん調味料に漬けることで、エビにしっかり味が付いて美味しいちらし寿司が出来上がります。

まとめ

エビの消費量が世界で上位に位置するほど、エビが大好きな日本人。

冷凍エビなら冷凍庫に常時ストックしておけて、思い立った時にすぐに流水で簡単に解凍できます。

できるだけ短時間で解凍するのがポイントで、下処理は手を抜かずしっかり行いましょう。茹で時間もできるだけ短く抑えて、旨みが流れでないようにすることが大事です。

ぜひちらし寿司にエビをトッピングして、お祝い事やパーティーの食食卓を華やかに彩ってくださいね。

CONTACT

お気軽にご相談ください。

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリー