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バナメイエビを使ったおすすめのレシピを紹介!自宅でおしゃれなエビ料理を楽しもう

目次

スーパーの魚売り場で見かけることが多いバナメイエビ。以前はブラックタイガーが主流でしたが、現在はバナメイエビが国内で最も流通量の多いエビです。


甘みが強くジューシーな身と柔らかい食感はさまざまな料理と相性抜群。むき身で売られていることが多く、比較的安価なので気軽に使えるエビです。

今回はバナメイエビの基礎知識やおしゃれなレシピをご紹介します。

最後に冷凍エビの簡単な解凍方法も記載しますので、この機会にエビ料理をレパートリーに加えてみませんか?

バナメイエビの基礎知識

バナメイエビとは

バナメイエビは日本で最も流通量が多いエビで、インドネシアやベトナムなど東南アジアで養殖されたものを多く輸入しています。

主にむきエビの状態で輸入されることが多く、たんぱくで甘みのある味なので和洋中どんな料理にも合うエビです。

病気への耐性があり一度に養殖できる数がブラックタイガーより多いことから、世界中で養殖エビの主流となっています。

バナメイエビの栄養

生のバナメイエビのカロリーは可食部100gあたり82kcalで、たんぱく質の含有量は19.6g、脂質は0.6g、炭水化物と糖質が0.7g。低カロリーで高たんぱく・低脂質・低糖質食品なので、ダイエットや健康に気を使う方におすすめの食材です。

貧血予防に効果が期待できる鉄分やミネラルが豊富で、頭や殻、尻尾まで食べれば日本人が不足しがちなカルシウムの摂取が可能。

「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEも多く含まれており、強い抗酸化作用で老化が原因とされる病気の予防が期待できます。

バナメイエビの見た目

バナメイエビとブラックタイガーは同じ「クルマエビ科」に属するエビ。どちらも殻に黒灰色の縞模様がありますが、バナメイエビの方が白っぽい色をしています。

またブラックタイガーの体長が最大30cm以上になるのに対し、バナメイエビは最大でも20㎝ほどでほとんどが小型サイズです。

バナメイエビの味や食感

バナメイエビの味の特徴は、ブラックタイガーより甘みが強いこと。この甘みはバナメイエビに含まれる甘み成分「グリシン」によるものです。

ブラックタイガーが加熱してもプリプリとした弾力があるのに対して、バナメイエビは柔らかい食感です。

バナメイエビの価格

バナメイエビはブラックタイガーよりも安価な場合が多いです。その理由は水中を泳ぐ性質を持つバナメイエビは養殖池全体を有効活用できて、水底を這うブラックタイガーに比べて一度に大量に養殖できるから。

またブラックタイガーが稚エビから成体になるまで5~6カ月ほどかかるのに対し、バナメイエビはたった3~4カ月とすぐに収穫できることも安価に繋がっています。

さらにバナメイエビは病気への耐性も高く淡水に近い環境でも育てやすいことから、今までブラックタイガーを育てていた人がバナメイエビに切り換えるケースが増えています。

バナメイエビのおすすめのレシピ

たんぱくな味のバナメイエビはどんな料理でも美味しく食べられますが、小ぶりで扱いやすいことを活かしてサラダやピラフ、炒め物などにするのが最もおすすめです。

シュリンプサラダ


シュリンプサラダはきゅうりやレタス、ブロッコリースプラウトなどお好みの野菜に茹でエビを加えたサラダ。ドレッシングはオーロラソースがおすすめです。

■茹でエビの作り方

  1. 背ワタを取り除き、片栗粉でもみ洗いして流水で洗う
  2. 鍋にエビの重さの5倍ぐらいの水を沸かし、水500mlに対して塩小さじ1、酒小さじ1を加える
  3. エビを入れてふたをして火を止めて余熱で火を通す
  4. 2分ほど放置したら出来上がり

■オーロラソースの作り方
オーロラソースは以下の材料を混ぜます。

  • マヨネーズ 大さじ2
  • ケチャップ 大さじ2
  • 牛乳 大さじ2分の1
  • すりおろしにんにく 適量

ポップコーンシュリンプ

ポップコーンシュリンプは小エビをカラッと揚げた一口サイズの可愛い料理。表面はカリッとしているのに中はプリプリの食感がたまりません。

揚げ衣にコンソメやカレー粉を加えるとさまざまなフレーバーを楽しめます。おやつやお酒のおつまみにぴったりなので、パーティーなどおもてなし料理におすすめですよ。

<材料>

  • むきエビ 200g
  • 塩コショウ 少々
  • パン粉 適量
  • 刻みパセリ 少々
  • 小麦粉 大さじ3
  • 水 大さじ1
  • 溶き卵 1個分
  • ケチャップ 大さじ3
  • マヨネーズ 大さじ3

<作り方>

  1. むきエビの水気をキッチンペーパーで取り、塩コショウをふる
  2. ボウルにケチャップ大さじ3とマヨネーズ大さじ3を混ぜてソースを作る
  3. 別のボウルに小麦粉大さじ3と水大さじ1、溶き卵1個分を入れてバッター液を作る
  4. エビを3に絡めてからパン粉をまぶす
  5. 170度の油でキツネ色になるまで5分ほど揚げる
  6. 器に盛ってソースを添えてパセリを散らす

あまり高温で揚げると中まで火が通らない内に揚げ色が付いてしまうので、注意しましょう。

エビかつ

エビかつとはエビのすり身を使ったカツレツのこと。ぷりぷりふわふわの食感とエビの旨みがたまりません。

バンズに挟めば、家で本格的なエビかつバーガーが食べられますよ。余計なつなぎなしのエビのみの濃厚さを楽しみましょう。

<材料>

  • むきエビ 250g
  • 塩コショウ 少々
  • 小麦粉 適量
  • 卵液 1個
  • パン粉適量
  • 揚げ油

<作り方>

  1. エビの3分の1は1㎝角にカットする
  2. エビの3分の2はフードプロセッサーなどですり身にする
  3. 1と2を合わせて塩コショウを入れて混ぜ、丸いカツの形にまとめていく
  4. 小麦粉→卵液→パン粉の順番に付け、きつね色になるまで揚げたら出来上がり

エビピラフ

エビピラフはエビのぷりぷり食感とバターの風味が贅沢な気分にさせてくれます。本来のピラフは生の米を炒めてからスープを加えるのですが、今回は残りご飯を使った簡単バージョンをご紹介します。米をつぶさないように切るように混ぜるのがポイントです。

<材料>

  • むきエビ お好みの量
  • コーン 大さじ3
  • 人参 2分の1個
  • 玉ねぎ 2分の1個
  • ピーマン 1個
  • 残りご飯 500g
  • 水 大さじ3
  • コンソメ 大さじ1
  • 塩コショウ 少々
  • バター 10g

<作り方>

  1. 人参、玉ねぎ、ピーマンはみじん切りにする
  2. フライパンにバターを半分入れて、1とむきエビ、コーンを炒める
  3. 2に水大さじ3とコンソメ大さじ1を入れて、ふたをして弱火で5分蒸し焼きにする
  4. 野菜とエビに火が通ったら、残りご飯と残りのバターを入れて切るように混ぜる
  5. ご飯と具材が混ざったら、塩コショウで味を調える
  6. お皿に盛りつけてパセリをふる

野菜のみじん切りが面倒な場合は、ミックスベジタブルで代用できます。

エビシュウマイ

バナメイエビでふわふわのエビシュウマイを作りましょう。包まなくてもOKでレンジで加熱して作るので、気軽に作れますよ。

<材料>

  • シュウマイの皮 30枚
  • むきエビ 150g
  • はんぺん 1枚
  • 玉ねぎ 2分の1個
  • ★酒 小さじ2分の1
  • ★醤油 小さじ2分の1
  • ★砂糖 小さじ2分の1
  • ★ごま油 小さじ2分の1
  • ★片栗粉 大さじ2~3

<作り方>

  1. エビを粗みじん切りにする
  2. 玉ねぎをすりおろし、シュウマイの皮は半分に切って細切りにする
  3. ボウルにはんぺんを入れて手でつぶし、エビと玉ねぎ、★の調味料を入れてよくこねる
  4. 食べやすい大きさに丸めてシュウマイの皮を衣のように付ける
  5. 耐熱皿にキャベツを敷いて4を並べる
  6. 全体に霧吹きをしてオーブンシートを被せた後、ふんわりとラップをする
  7. 600wのレンジで5分加熱する

大根のエビあんかけ

大根のエビあんかけはトロトロの大根に旨みたっぷりのエビのあんがかかった煮物です。大根を柔らかくなるまで下茹でするのがポイントです。

<材料>

  • 大根 1本
  • むきエビ 20尾
  • 水溶き片栗粉 適量
  • ★出し汁 500㏄
  • ★みりん 大さじ1
  • ★薄口醤油 大さじ2
  • ★料理酒 大さじ1
  • ネギの小口切り 少々

<作り方>

  1. 大根は厚さ1.5㎝の輪切りにして皮を厚めにむいて、米のとぎ汁(または米を一つまみ入れた水)で15分ほど下茹でする
  2. むきエビは塩もみをして軽く洗い、水気をとって料理酒につけておく
  3. 鍋に★を入れて大根を柔らかくなるまで煮る
  4. 3にエビを入れて火が通ったら取り出す
  5. 水溶き片栗粉を入れてとろみをつけて、最後にえびを戻す
  6. ネギの小口切りを散らす

美味しく作るポイントは、エビを煮過ぎないことです。

ブロッコリーとエビの炒めもの

ブロッコリーとエビの相性は抜群で、ニンニクの風味が食欲をそそる炒め物です。

<材料>

  • むきエビ300g
  • ブロッコリー1房
  • ニンニク 3カケ
  • オリーブオイル 大さじ3
  • 唐辛子 1本
  • 塩胡椒 適量
  • 片栗粉大さじ1
  • 酒 少々

<作り方>

  1. ブロッコリーを小房に分けてお皿に並べてラップをして、600Wで3分加熱する
  2. エビは軽く洗って、酒と片栗粉をまぶしておく
  3. みじん切りにしたニンニクと唐辛子、大さじ2のオリーブオイルをフライパンに入れ、弱火でじっくりと加熱する
  4. ニンニクの香りがしてきたら、エビを炒める
  5. エビに軽く塩をふる
  6. エビに8割位火が通ったら、ブロッコリーを加えて1分ほど炒める
  7. ざっくり混ぜて、残りのオリーブオイル大さじ1と塩コショウで味を整えてできあがり

ポイントは他のレシピ同様、エビに火を通し過ぎないことです。

まとめ

庶民的なエビ・バナメイエビの特徴やレシピをご紹介しました。養殖しやすいバナメイエビは何と言っても安価なのが嬉しいポイント。小ぶりで使いやすいエビなので、エビカツやエビピラフ、エビシュウマイなどさまざまな料理で活躍してくれます。

コーラルシーでは創業以来、鮮度と味にこだわったバナメイエビを養殖・冷凍販売しています。「バナメイ尾付伸ばしエビ」という商品もあり、バナメイエビを下処理した後に伸ばしているので、衣を付けて揚げるだけでエビフライやエビ天があっという間にできあがります。

面倒に思われがちな「冷凍エビの解凍」も実は簡単で、ボウルに冷凍エビを入れて流水解凍するだけ。表面にタオルを被せるとエビ全体に水が行き渡って早く解凍できますよ。

ぜひ冷凍のバナメイエビをストックして、美味しいエビ料理を気軽に作ってくださいね。

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